奈良編では、奈良県北西部の生駒市から中部の吉野町の役行者ゆかりの寺院を巡ります。最初に巡るのは、山岳修行の行場の趣を感じ取れる寳山寺。「生駒の聖天さん」と多くの人から親しまれています。そして、菅原道真生誕地の伝承が伝えられている菅生寺。開基の義淵僧正は、子のない夫婦が観音菩薩から授けられた子であり、天智天皇に養育された聡明な子であったと『今昔物語』に伝説されています。旅の最後は、金峯山寺を巡ります。2024年3月から12月まで催行しました役行者霊蹟札所巡礼ツアーの結願法要を行い、護摩供を修法いただきます。昼食には、奈良の郷土料
理である柿の葉寿司をお召し上がっていただき、奈良の食を感じていただきます。