大阪から大和盆地へと連なる名刹を巡り、四つの国宝を愛でる冬の美の探訪です。前半は、毎月十八日の縁日にあたる葛井寺を訪ね、天平彫刻の傑作である国宝・千手観音坐像の御開帳を拝観。続いて「観心寺」にて、観心寺では中世の息吹を伝える国宝・金堂の空間を拝観します。昼食後は金剛山地を越えて奈良へ。當麻寺にて冬の青空に並び立つ白鳳・天平の二大古塔を鑑賞し、本堂の當麻曼荼羅の歴史に触れます。旅の締めくくりは安倍文殊院を訪ね、仏師・快慶の手がけた国宝・文殊五尊像の造形美と対面します。一日にこれほど多くの国宝の仏像と建築を巡る、格調高い行程です。